自転車修理の最近のブログ記事

お客様の三連勝(3Rensho)

 左の写真はメンテナンスが終了
 した…三連勝 3Rensho です。
 お客様にお写真を送っていただ
 きました。
 
 先日、ホームページを見ていた
 だいたお客様から、昔の自転車
 の修理依頼が来ました。
 それが…素敵な『三連勝』です。
 物置に長年放って置いたとの事
 で、錆が酷くて… …
 残念ながら動きません。
 
 なんとか復活して乗車したい。
 そんな思いを託されて、ですね。
 メンテナンス+再生計画で
 お預かりしました。
 
 こんな素敵な昔の自転車の
 メンテナンスの仕事は大好き
 なので、一生懸命です(笑)
 
 まずは、自転車を分解します。
 フレームは、三連勝の再後期の
 物らしく、エンド幅130mm規格
 の8S仕様です。
 フレームエンドの『3RENSHO』
 の刻印も珍しく…
 『katana』・『Cyclone』の憧れ
 のロゴも良しです。
 
 フレームは鍍金部分の錆落しや
 若干の研磨、BBハンガーのタッ
 プ立て、ヘッド回りのグリスアッ
 プや玉当り調整等をして…
 更に、ワックス掛けで色艶もずっ
 と良好になりました。
 
 ホイールはチューブラーだったの
 で、シマノ600のハブを活かして
 ARAYAのRC-540という信頼・
 高級なクリンチャーのリムで組
 直しました。
 左は、振れ取り台の『TS-3』
 のダイヤルゲージで最終調整
 です。(僅かな締めでメータ
 ーが変化します<(`^´)>
 
 タイヤは車体に合わせて、
 ミシュランのPRO3のデジタル
 ブルーをチョイスです。
 
 コンポのパーツ類では
 shimano600のSTIレバーが
 かなり難物でした。
 長年放置だと精密な当時の
 兼用レバーは上手く動いてく
 れません。
 オイルでの大洗浄と一部分解
 調整でようやく復活です。
 新品の8Sのシュパーププロ
 の前後ディレーラーで雰囲気
 とテストでは、かなり良好に
 なりましたヽ(^o^)丿。
 
 ハンドルについては、穴あけ加工がしてあり、ブレーキワイヤーを中通しする細工になっています。
 ショップでの既製品への加工だと思いますが、当時の技術の凄さを垣間見ることができますね(@_@。。
 
 2週間お預かりして、ようやくメンテナンス終了です。
 お客様にも大変喜んでいただいて、一緒に祝杯も挙げることが出来ました。
 とても感謝…confident 感謝です。confident。 

Italian road号

服部自転車って…あまり聞きませんが、現在も国産自転車を作っている大阪の老舗自転車メーカーです。

スポーツ自転車では、現在は「Hattori(服部産業)」は【Wilier】の代理店で有名かもしれません。

 由緒正しい国産メーカーなので…
 昔のスポーツ車が在るのですね。
 ご近所のとても上品なお客様から
 HATTORIのItalian road号の
 レストア的修理を頼まれました。
 
 昔の自転車らしく、懐かしいサイ
 クリング自転車そのものです。
 特徴的には大き目のダイヤモンド
 型フレームに専用部品を取付けて
 27inch 1_1/4のタイヤを装着して
 います。(もちろん鉄リムです)
 変速関係はサンツアーとシマノの
 混在で、ブレーキ関係はダイヤコ
 ンペです。
 掃除をして持ってきていただいた
 のですが、随処が経年劣化です。
時代的には昭和50年?前後ですか…
重量的にも相当重たくて規格も違うのですが、当時は【Italian road】なんですね(^^♪
 今回の自転車修理のポイントは
 ○長年の錆や汚れの除去と駆動系
  のオーバーホール
 ○乗りやすくでプロムナードバー
  に、ハンドル・ステムを変更
 ○タイヤ・ワイヤー類等の消耗
  部品の交換等です。
 実際の内容は
 ・ホイールはスポークの錆が酷く
  新品のスポークに組み直し。
 ・27 1_1/4サイズのタイヤは、
  もうパセラしかありません。
 ・ブレーキの舟ゴムの硬化も酷い
  ので、手持ちの同等品に交換。
 ・BBやヘッドパーツの重要部品も
  錆が酷いのでやはり交換です。
 ・ハンドル回りはドロップバー
 を交換して、乗りやすくです。
・それからネジ類の錆が酷いので大多数をステンネジに交換しました。
・専用のキャリアやスタンドは錆を落として、透明の錆止めスプレーを吹き付け処理です。
・それから、フレームの細かい疵と錆はタッチアップペンで目立たないように補修しました。
・クランクも手持ちのトリプルと交換ですが、アウター側はチェーンガードに改造です。
 
古い自転車ですが固着部分が無かったので、輝きが少し甦った、乗りやすいサイクリング車leftright軽快車に
再生することができました。
お客様にも、とても喜んでいただき、楽しくて・嬉しい旧車の再生となりました。happy01happy01

ブログを見てお客様が...

開店早々に電話でお客様からお問い合わせです。

『ブログで見たんですけど・・・ ハブのシャフトが折れたんで、交換できますか sign02。』
突然のことsleepyなので、話しながら少し頭を整理しつつ-- 
そうだsign01 そんな記事を以前ブログに書いたんだ。。と、思い出して、
お問合せをやっと冷静にお聞きすることが出来ました。
 
古い自転車やパーツのお問い合わせは、それなりに有るのですが、特殊な修理に
関するお問い合わせは、まさに初めてnewでした。
 
ハブシャフトの在庫は有ったので、ホイールと一緒にご来店いただいて、
いりいろお話を聞きながら、シャフトの折れる脚力に脱帽しつつ…coldsweats01(笑)、
また、ハブのシャフトの交換部品を在庫している自転車屋さんは珍しいと
お褒めの言葉もいただいて…happy01(笑)、
1時間ほどで折れたシャフトを無事交換しました。
わざわざ遠くから来て頂いたので、入念に玉当り調整をして、修理代金は
特別価格としました。
やはり頼って、わざわざご来店いただけるのは、ほんとうに嬉しいことです。
最近は、ホームページ見ましたよ…って、お声をいただいたり。。、
お問い合わせメールをいただいたり。。  本当に多くなりました。
インターネットや検索エンジンに感謝しつつconfidentconfident
ホームページの真面目な更新を、強く決意している次第であります。coldsweats01

ハブシャフト折れる

3・4月と続いた花粉症の体調不良もようやく落ち着いて、少し気力も出てきました。

しばらくぶりのブログの更新です。happy01
ハブシャフトが折れるいう、先日あった本当に痛ましい修理ネタです。
 お客さんはパンクの修理で来られたの
 ですが、車輪を外すと何か変です。
 ハブ軸がガタガタでクイックリリースも
 ハブ軸から抜けません。
 自転車は某有名メーカーの入門用クロス
 バイクで、相当年数は経過しています。
 
 なんとかハブを分解してみると eye
 ハブ軸が軸受け部で折れていました。
 左の写真が折れたハブ軸です。
 ACERAクラスの中空シャフトです。
 ハブ軸の直径は9ミリもあるので、
 叩いても簡単には折れません…
 もちろんメーカー品なので必要強度も
 あるはずですが…
 
折れた原因は不明ですが、軸受け部の玉押しのワンとベアリングの間に恐ろしい圧力がかかって、軸受け部
でガキッと折れたのでしょう。
最後は、なんとかクイックリリースで支えられて固定されていた状態でパンクもしてしまったようです。
 
修理としてはボールレース部も傷んでいるので、本当はハブの交換が望ましいのですが…
費用も掛かるのでハブ軸の交換修理となりました。
こんな修理に備えてではないのですが、中空のハブシャフトは長さごとに在庫しています。
クロモリ製のしっかりした交換部品で、他に玉押しのワンやスペーサー・ロックリングも在庫してます。
 
シャフトが折れていると予想外の事態に驚いて、対処するのに少し時間を取られましたが…
ハブ軸を交換してベアリング玉の追加等の調整を施して無事完了です。
 
試乗をしてみましたが、スムースな後輪の動きです。 お客様もスムースさにビックリでした(@_@。sign02
修理代金は中古のクイックリリース付けて破格の1,900円 ⇒ 顔馴染みの学生さんだからねhappy01
まあ滅多にでないハブ軸の在庫を消化したので良しとします。
 
自転車屋は本当に様々な在庫をもって奮闘しているのです。。少し過剰在庫気味かなcrying
 

壊された自転車

3月に入ると自転車修理が増えてきます。寒さで冬眠状態の自転車も活動を再開したのかもしれませんね。

最近の酷いひどい・惨いむごい 修理原因の話を一つ紹介です。
お客様が『チェーンが外れたので修理お願いです』といらっしゃいました。
 
外から見ただけでは分からないのですが、後輪を固定しているナットを弛めるとフレームエンドが
どんどん拡がってしまいます。
 この写真は再組立て時のものですが…
 
 後輪のエンド幅は通常120mm程ですが、
 20mm程度は広いでしょうか??
 
 最初は、チェーンケースの固定ネジも
 何故か外れて?(ボルトの頭もなめて)
 ケースが固定できてませんでした。。
 
 チェーンは簡単に外れるほど、無精に
 伸びていないので・・・
 
 チェーンが外れた原因は、
 チェーンケースの中でチェーンが何かに
 干渉して外れたか?
 チェーンライン上で、大きく狂って・斜めに掛かって外れたか?  そんなのが原因です。
簡単に書いていますが、チェーンケースの修正や固定もとチェーンを掛け直すのも結構大変な作業でした。
 
このフレームエンドの異様な拡がりは、他の自転車屋で、
【バック拡げ】という工具でフレームを狂わしてしまったのが原因です。
 
後輪タイヤやチューブを交換修理する際に、手抜きの自転車店では
後輪をフレームから外さないで(左側のナットだけ外して) 
【バック拡げ】という工具を使って、無理にバックステーを拡げて交換
しています。
当然フレームのバックホークやステーは拡がって変形してしまいます。
 
これではタイヤやチューブの交換修理をしたのではなくて、
お客様の知らない内に、自転車を壊したと一緒ですね。。
 
こんな交換修理は本当に手抜きの自転車屋です。
これで交換修理代金を請求するのでは、同業者として、全く情けないです。
 
ネットで見ると某サイクルチェーンを始め、こんな自転車屋が多いそうですが…
********手抜きな自転車屋 *********
「バック拡げ」は、ママチャリ(婦人車)などの一般的な自転車の「後輪のタイヤ・チューブの交換時」に
使用します。  後輪左側(ブレーキ側)のナット類をはずし、左側のフレーム下パイプのみを広げ、
3cmほどの隙間を作って、タイヤ・チューブを抜くという工具で、これがあれば「後輪のタイヤ交換」が
5分程度でできてしまいます。
この工具ができる以前は、自転車屋でも後輪のタイヤ交換時は左右のナット類を全てはずして
後輪を完全にはずしてしまわないと「タイヤ交換」ができませんでした。
当時は「タイヤ交換」に30分以上ぐらいかかっていたのではないでしょうか!?
その手間を考えるとずいぶん楽になった物です。  まさに「自転車屋の秘密兵器」です!!
********** 壊しているのに 何をかいわんや *********
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