部品の最近のブログ記事

Italian road号

服部自転車って…あまり聞きませんが、現在も国産自転車を作っている大阪の老舗自転車メーカーです。

スポーツ自転車では、現在は「Hattori(服部産業)」は【Wilier】の代理店で有名かもしれません。

 由緒正しい国産メーカーなので…
 昔のスポーツ車が在るのですね。
 ご近所のとても上品なお客様から
 HATTORIのItalian road号の
 レストア的修理を頼まれました。
 
 昔の自転車らしく、懐かしいサイ
 クリング自転車そのものです。
 特徴的には大き目のダイヤモンド
 型フレームに専用部品を取付けて
 27inch 1_1/4のタイヤを装着して
 います。(もちろん鉄リムです)
 変速関係はサンツアーとシマノの
 混在で、ブレーキ関係はダイヤコ
 ンペです。
 掃除をして持ってきていただいた
 のですが、随処が経年劣化です。
時代的には昭和50年?前後ですか…
重量的にも相当重たくて規格も違うのですが、当時は【Italian road】なんですね(^^♪
 今回の自転車修理のポイントは
 ○長年の錆や汚れの除去と駆動系
  のオーバーホール
 ○乗りやすくでプロムナードバー
  に、ハンドル・ステムを変更
 ○タイヤ・ワイヤー類等の消耗
  部品の交換等です。
 実際の内容は
 ・ホイールはスポークの錆が酷く
  新品のスポークに組み直し。
 ・27 1_1/4サイズのタイヤは、
  もうパセラしかありません。
 ・ブレーキの舟ゴムの硬化も酷い
  ので、手持ちの同等品に交換。
 ・BBやヘッドパーツの重要部品も
  錆が酷いのでやはり交換です。
 ・ハンドル回りはドロップバー
 を交換して、乗りやすくです。
・それからネジ類の錆が酷いので大多数をステンネジに交換しました。
・専用のキャリアやスタンドは錆を落として、透明の錆止めスプレーを吹き付け処理です。
・それから、フレームの細かい疵と錆はタッチアップペンで目立たないように補修しました。
・クランクも手持ちのトリプルと交換ですが、アウター側はチェーンガードに改造です。
 
古い自転車ですが固着部分が無かったので、輝きが少し甦った、乗りやすいサイクリング車leftright軽快車に
再生することができました。
お客様にも、とても喜んでいただき、楽しくて・嬉しい旧車の再生となりました。happy01happy01

ハブシャフト折れる

3・4月と続いた花粉症の体調不良もようやく落ち着いて、少し気力も出てきました。

しばらくぶりのブログの更新です。happy01
ハブシャフトが折れるいう、先日あった本当に痛ましい修理ネタです。
 お客さんはパンクの修理で来られたの
 ですが、車輪を外すと何か変です。
 ハブ軸がガタガタでクイックリリースも
 ハブ軸から抜けません。
 自転車は某有名メーカーの入門用クロス
 バイクで、相当年数は経過しています。
 
 なんとかハブを分解してみると eye
 ハブ軸が軸受け部で折れていました。
 左の写真が折れたハブ軸です。
 ACERAクラスの中空シャフトです。
 ハブ軸の直径は9ミリもあるので、
 叩いても簡単には折れません…
 もちろんメーカー品なので必要強度も
 あるはずですが…
 
折れた原因は不明ですが、軸受け部の玉押しのワンとベアリングの間に恐ろしい圧力がかかって、軸受け部
でガキッと折れたのでしょう。
最後は、なんとかクイックリリースで支えられて固定されていた状態でパンクもしてしまったようです。
 
修理としてはボールレース部も傷んでいるので、本当はハブの交換が望ましいのですが…
費用も掛かるのでハブ軸の交換修理となりました。
こんな修理に備えてではないのですが、中空のハブシャフトは長さごとに在庫しています。
クロモリ製のしっかりした交換部品で、他に玉押しのワンやスペーサー・ロックリングも在庫してます。
 
シャフトが折れていると予想外の事態に驚いて、対処するのに少し時間を取られましたが…
ハブ軸を交換してベアリング玉の追加等の調整を施して無事完了です。
 
試乗をしてみましたが、スムースな後輪の動きです。 お客様もスムースさにビックリでした(@_@。sign02
修理代金は中古のクイックリリース付けて破格の1,900円 ⇒ 顔馴染みの学生さんだからねhappy01
まあ滅多にでないハブ軸の在庫を消化したので良しとします。
 
自転車屋は本当に様々な在庫をもって奮闘しているのです。。少し過剰在庫気味かなcrying
 

自転車屋なので、パンクやタイヤ・チューブ交換はお手の物ですが…
今日も前輪のパンク修理と思いきや。。φ(..;)
恐ろしい程、車輪を固定している固定ナットが回りません。。。
当店では前輪の修理は、車輪を取り外してチューブを出してパンクの修理をしています。
前輪の固定ナットは外れにくい場合もままあるのですが、大体はハブのロックナットをハブスパナで固定して一緒に回せば外すことができます。

でも、今日のはブリジストン製の自転車ですが特別に固いです。 

 前輪の固定ナットが取れにくい原因
 ほぼベアリング部分のハブナットの固着です。

 外した前輪のハブ軸を指で回しても、ハブ軸
 は全く回りません。
 こんな前輪でよく動いているなと。。
 思うのですが、 想像するに、
  ●ハブのベアリング部分に恐ろしい力が
   かかってる
  ●タイヤを引きずって動いてる
  ●もう..前ブレーキなんていらない。(笑)
 。。と、大袈裟にこんな症状なのでは???
 いずれにしても、無理に前輪を回している状態
 です。

以前にも書きましたが、前ハブで玉当り調整ができていない自転車は本当に多いです。

 今回は、CRC556をしこたまかけて待つこと30分…
 長めのレンチとハブスパナでようやく前輪を外すことが
 できました。
 もうハブ軸のネジ山も舐めちゃって、このままでは使用
 不可です。

 ハブ軸とナット類を全て交換してグリスアップをして調整
 しました。
 (新品のハブシェルだけが残ってもね。。)

 それから、やっと本番のパンク修理です。
工賃はパンク修理込みの1500円・・  思いがけない事で特別大サービスです(笑)

前輪の取付けは固定ナットも軽く指で回って、本当に軽やかな前輪復活となりました。

スポーク長の計算プログラム

自転車屋さんのホームページによくあるスポーク長計算プログラムを作りました。
計算式は、前回書いた有名なSpoCalcのエクセルの計算式を参考にさせていただきました。

少し頑張った点は、簡単に同一画面で答えが出るように作ることでした。confident
今回ははじめてJavaScriptを使いました。 
わからない点だらけのJavaScriptですが、SpOCalcと同じ答えが出るので…まあ…いいか。。です。

参考プログラムなので、Webページ(スポーク長計算機)に掲載しています。
ホイールを組みたい方は参考に使ってみてください。 

ハンガー芯からスクエアBBの話

前回は普通自転車のハンガー芯の事でしたが、今回は触れなかったsugino75のMW-68についてです。
シャフトの刻印記号は、MS-68S MW-68Wと刻印されています。
Suginoの四角テーバーのシャフトは、Mから始まる記号の物=マイティー系 Pから始まる記号の物
=プロダイ系 Sはシングルギア Wはダブルギアの略です。
したがって、読み方としてはマイティー系でシングルもダブルも可の兼用シャフトです。 

 今や四角テーバーのBBシャフトは超廉価版自転車とシングル自転車
 が中心になってしまいましたが、昔はいわゆるテーパー角度で
 いろんなタイプのBBシャフトが有りました。

 左は、sugino75のBBセットとサンツアーのsuperbeのBBセットです。
 テーパー角度とはクランクの差込みに対する傾斜角度ですが、suginoの
 マイティーテーパーはシュパーブテーパーやカンパのスクエアテーパー
 とほぼ同じで、プロダイやマキシーは又違うテーパー角になってます。
  プロダイ(ProDynamic)は5ピンクランクのTAとほぼ同じで、後継のPX
 はマキシーテーパーに近いようです。
 四角テーパーは色々ありましたが、要は同じメーカーの同じグレード品
 を選べという事だったのでしょうね。。

 シマノは独自規格のテーパー角度でしたが、今や残念ながら??普及グレードのUN54しか販売していません。 だって、【オクタリング2】だものねー。。

 最後は、なぜかsuginoのPX用?のシールドBBとsugino75のシャフトの
 写真です。
 
 suginoのシールドBBは新品ですが、シールがありません。
 中古の在庫で有りますが、サンツアーの68-70兼用でシールドBB
 とほぼ同じ物です。
 ベアリングはシールドベアリングで、完全なシールドBBになる過渡期
 の製品か。。?
 お宝物か…???(笑) 当時の価格で8,000円前後
 販売価格 3,300円 最後の一つがあります。
 68-70の兼用BBなので、シャフトが長く、用途は広いか。。。

 つぎは、sugino75のBBシャフトです。
 MS-68S MW-68Wと刻印 軸長 108mm
  マキシーテーパーは細いですから、シングルクランクに理想的かな??
 Superbeのダブルのクランクには本当に理想的なサイズです。
 BB軸のみ 2800円で好評販売中です。

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