自転車の最近のブログ記事

NEWAGE号は高級車...Σ(・ω・ノ)ノ!

 一週間ほどかかりましたが、【NEWAGE】
 号のオーバーホールは取り敢えず終了し
 ました。

 実車は左の写真に比べると、ずっと輝き
 があって本当に綺麗で重厚です。
 レトロな形体の昭和の自転車ですが、
 30年以上も経過したものとは全然思えま
 せん。

 オーバーホールをしていて色々気付いた
 のですが、eye
 結論的に古い物のいい所は、必要以上に
 オーバーエンジニアリングが出来ていて
 今の『ママチャリ』に比べると、価格以上
 に贅沢に作ってあるということです。

錆を落として、コンパウンドで磨くと鉄製メッキのリムは当時の輝きが甦って凄く重厚です。
今のアルミやステンのリムでは、とても無理な重厚な雰囲気ががただよいます。
この【NEWAGE】号の当時の価格は不明ですが、特徴的にたくさんのステンレス部品が使われています。
大型チェーンケース・スタンド・シートポスト・マッドガード・荷掛・ロッドブレーキ・各種ステー類等です。
素材の違いでしょうか、色も若干ブラウンがかっています。

 贅沢な使用パーツを見てゆくと。。。
 まずは電装部品です。 
 もちろんダイナモ電装ですがマッドガード
 (泥除け)の裏にリアリフレクターの配線が
 してあります。

 次に、後輪のDINEXブレーキです。
 これは78年にBSが満を持して放った製品で、
 外観が真っ赤で「DINEX」のロゴをきっぱりと
 黒く描いたサーボ式のブレーキです。
 現在のDINEXブレーキに比べて、内部のパット
 も 厚くて頑丈で使用素材も質感が違います。

 次は、BSマークが入ったランプ掛け…
 今はマーク入りのランプ掛けなんてありませ
 ん。
 次は、なんと軸長が175cmもあるBSマーク入
 りの梨地のクランク…
 歯数もシングルバイク並みの42Tもあります。
 今のママチャリの165cm-32Tのクランクに比
 べて 踏み応えありの男のクランクです。。
 
 本当の古さを感じさせるのが、フリーホイー
 ルとハンガー(ボトムブラケット)にありま
 した。
 フリーホイールは、懐かしのshimanoの
 【3.3.3】マークです。


shimanoは大昔はフリーホイールのメーカーで、そのロゴが【3.3.3】マークです。
ちなみに、SunTourの前田工業は【8.8.8】の三八マークです。(蛇足です)
それとハンガーは、ベアリングが絶滅のバラ球で片側11球のセットでした。
バラ球なんて超高級で、今や競輪用の自転車しか使いません。
バラ球に四苦八苦してハンガー部のグリスアップと玉当り調整を実施です。

稼動部分はフリーホイールを除き、全て分解・グリースアップ・各種調整をして組み上げました。
交換した部品はパナレーサー コルディラヴィ 650A アメクロタイヤとチューブ
それにヘッドセットは中古で余っている梨地のTANGEのLEVINに交換しました。
自転車としては滑らかですこぶる快調です。

【NEWAGE】号は保管状態が良かったのと少し手間を掛けただけで30年の歳月を経て新車のように甦りました。
さすが昭和のマニファクチャー・・・旧車はほんとに出来が良いです。
物を大切にして一生使おう。wrench。なんて…そんなのロマンの香りがまだ溢れていたんですね。

当店に展示してありますから、興味のある方は是非一度ご覧になってください。confident

昭和の自転車...NEW AGE号

 先日、古い自転車をお客様から譲って
 いただきました。
 ロゴにはBrigestoneの【NEW AGE】と
 シールが貼ってあります。

 ロッドブレーキのいわゆる旧車の
 実用タイプ風の自転車ですが、
 いつごろの自転車なのでしょうか?

 特徴的には、ブレーキはロッド式
 後ブレーキはBSのDINEXブレーキ
 BSロゴの皮製サドル
 BSロゴのハンドルグリップ
 前後ランプはダイナモ電装式

 

 リムは鉄製メッキリム BSロゴの梨地のクランク マッドガート・チェーンケース・スポークはステンレス
クラシックな両立スタンド…詳しく見ると、相当な高級感あふれる自転車です。

ネットで調べると、【NEW AGE】号はぜんぜんヒントもありません。
でも、BSのDINEXブレーキは昭和53年(1978)からの発売との事です。
現在も、DINEXブレーキはブリヂストン車に多く搭載されているサーボブレーキですが、、

 【NEW AGE】号の出処について、思い切って本家の
 BS自転車のお客様相談室に問い合わせました。
 さすが世界のブリジストン
 『・・・1980年まで遡ってお調べいたしましたところ、
  1980年にニューエイジという製品を販売していること
  がわかりました。
  以上、ご回答いたします。』
     ブリヂストンサイクル(株)お客様相談室

 やっとこれで、【NEW AGE】号は1980年すなわち
 昭和55年生まれであることがわかりました。
 御歳なんと full 30歳です・・・
 それにしても、実車は素晴らしい保管状態で、信じられませんlovely

まずは、重厚なサス付き革製サドルとステンレス製のシートポスト(スコヤタイプ)を外して清掃です。
サス付き革製サドルは全て分解して錆も極力落としました。
輝きは失われていますが、まめなブラッシングで光沢も戻るでしょう(笑)
次はステンレス製のスコヤですが、なんと締め付けボルトで固定するタイプです。
ウ~~ン……こんなタイプのスコヤは初めて見ました。(@_@。吃驚
また、旧車はスコヤが外れにくいのですが、フレーム内部の錆もなく、簡単に取り外すことができました。

これから、全てを分解して再組立ての予定ですが・・・
本当に楽しみです。lovely

パナソニック電動自転車の組立て...続き

 ②次に、前車輪の組付けです。
  組付け部品は前輪脱落防止金具・泥除けステー・バスケット
  ステー・ハブ座金・ハブナットの順で、一緒に前ホークに
  キャリバーブレーキと前泥除けを組付けます。
  ハブナットの締付けトルクは左右共 18~24N/m
  前ブレーキの締付けトルクは左右共 6.5~9.5N/m
 ③ハンドルバー・ハンドルステムの組付け
  ステムとハンドル握り部の角度を90度にして組付けます。

 左側の写真は前輪と後輪・ハンドルを組み付けた直後の写真

 

 でも、実際はその前に前輪のハブナットを緩めて、ハブの
 ベアリングにグリスアップと玉当りを調整します。
 前輪ハブの玉当りの調整不足の自転車が買い物自転車の
 場合は本当に多くて、車輪が回らない自転車も多いです。
 そんな訳でこの作業は必ず実施です。

 以上で前後の車輪の取付けが終わりました。
 普通の自転車もここまでは、ほぼ同じ作業工程です。

 

 

 ④アウターワイヤー類のフレームへの組付け
  電動自転車の場合、手元スイッチ・バッテリーライトコード・
  ブレーキ・変速機・前輪ロック用のスタビタコード等と
  ワイヤー類はかなり多いです。
  指定の場所に規定のクリップ等で固定しなければなりません。 

 ⑤ブレーキレバー・変速レバー・手元スイッチ等の取付け
  グリップの長さを確認し、ブレーキレバー・変速レバー・
  手元スイッチ・ベル等を取付けます。
  各部品も走行中にずれないように指定のトルクで固定します。

ここまでで走行系の部品の取付作業は終了しましたので、ここからは調整作業になります。


 ⑥インナーワイヤー類の固定と調整
  変速ケーブル・前後のブレーキケーブル・スタピタケーブルの
  固定調整をします。
  左は後ブレーキワイヤー・スタピタケーブルの調整後の写真
  後ブレーキは、ブレーキレバーが開放時の2/3程度位置で効く
  ように調整します。
  前ブレーキもブレーキシューとリムの隙間が2~3mm程度に
  調整します。(ワイヤーの固定締付トルク6.5~9.5N/m)
  変速ケーブルはシフトグリップが⑵の状態でブッシュロッドの
  調整線がハブ軸の端に一致するように調整します。
  スタピタとは両立スタンドを立てたときに前輪がロックする機構ですが、ワイヤー固定後に調整ネジで適正に調整します。

 ⑦いよいよ完成車へ
  バッテリーライト・フロントバスケット・スポーツリフレクタ
  ドレスガードを取り付けて完成車に仕上げます。
  この機種はバッテリーライトをフロントバスケットの下に
  固定するタイプなのでライトコードの取り廻しと固定に注意し
  て組み付けします。

  ナットキャップ等を被せる前に、最後にもう一度各部のネジ部
  の締め付けと各部の調整を最終確認点検します。
  以上でペダルを除いた完成車の出来あがりです。
パナソニックの自転車は、チェーン調整以外は殆んど自転車店で組立てなので細かく調整して、万全のお渡しを心がけています(^0_0^)

パナソニック電動自転車の組立て

専門の自転車店で販売する自転車は、お店で自転車を一生懸命組み立てて販売しています。
自転車はメーカーから、いわゆる7分組という箱に入った状態で届きます。
今回は、日本で一番?売れてる電動自転車 PanasonicリチウムビビDXの組立てを紹介します。 

 左側の写真は箱をあけた状態です。
 下の写真は箱から中身を取り出した状態です。

 駆動分がフレームに取り付けられている以外は、ほとんどが
 部品のままです。
 部品と一緒に組立て説明書も入っていて、適正なネジの締付け
 トルク等も記載されています。
 予備の部品は入っていないので、最初は念のために組立て説明
 書に記載されている部品の確認をします。 

 

 組立て手順は・・
 ①まず、後車輪の組付け
  組付け部品はスタンド・回り止めワッシャ・ベルクランク
  泥除けステー・キャリアステー・ハブ座金・ハブナット等
  チェーンの張りは確認し(メーカーの出荷時に調整済)、
  車輪の正対位置を正確に確認し、組み付けていきます。
  組立て手順書ではナットの締付けトルクは
  左右共 30~35N/m (相当強い締付けトルクです)

  う~ん…長いので、続きは次の記事ですcoldsweats01

ママチャリへの系譜

ラレー(Raleigh)の自転車を仕入れている問屋さんからメールをいただきました。

 いつも、とても親切で丁寧なお会社です。

 ちょっと変わっためずらしい話なので少し紹介です。

 ・・・ちょっと浅学ですが、
 ラレーのロードスターそして小径車のオリジナルたるラレーRSWは
 ひょっとしたら現在の日本の自転車のスタンダードたるママチャリ
 を生み出したのではないかと、言う仮説を立ててみました。
 http://www.raleigh.jp/InfoFAQ/100424_minivelo.htm

ここページでは、ラレーのロードスターから始まり、アラヤ(ツバメ自転車)のカタログの系譜で
日本の自転車が『実用車』から『軽快車』(ママチャリ)に変化してゆく貴重な歴史を見ることができますね。。cat

ラレーの自転車やARAYAブランドについては、こてから順次紹介します。 

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